【医療】10年以内に腎臓や肺…iPS研究に新工程表-文科省

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文部科学省は2日、iPS細胞(新型万能細胞)を実用化する時期の目標を示した新たなロードマップ(工程表)を公表した。

 工程表は2009年に初めて作成、研究の進展に伴い見直しを行った。臨床研究を始める目標時期を更新したほか、
5年以内に肝臓や角膜、10年以内に腎臓や肺で、組織構造のある立体的な臓器を作る技術の確立を目指すとした。

 臓器作りは、ここ3年で研究が進み、立体的な網膜や脳下垂体の作製がすでに報告されている。

 臨床研究については、網膜細胞を使った加齢黄斑変性の治療の実用化など14項目で目標を設定。
赤血球を作る研究で約2年前倒しした。
また、京都大iPS細胞研究所が中心に進める貯蔵供給施設「iPS細胞ストック」についても、
2年以内にストック構築、2〜3年後に供給を開始することなどが示された。

読売新聞 11月3日(土)12時40分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121102-00001208-yom-sci