【政治】 中国網日本語版「恥知らずの野田首相、なぜ首相の座にしがみつくのか?」

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1有明省吾 ◆BAKA1DJoEI @有明省吾ρ ★

民主党が政権与党となってから、歴代首相は最高権力の座にしがみついてきた。このほど開かれた臨時国会において、
野田佳彦首相は野党による倒閣を再び乗り切ったが、その権力の基盤には揺らぎが生じている。
中国網日本語版(チャイナネット)は1日、「恥知らずの野田首相はなぜ、首相の座にしがみつくのか」と論じた。以下は同記事より。

野田首相の所信表明演説について、日本メディアは「屈辱的」という言葉を用いていたが、確かにそのとおりだ。
演説前、野党が過半数の議席を占める参議院が可決した問責決議案に対する検討が不十分だとして、野田首相は参議院での演説を拒まれた。
野田首相はやむなく参議院のみで演説を行った。これは日本の立憲政治の歴史において、初の出来事だ。

野田首相に「屈辱」を感じさせたのはこればかりではない。野田首相が党内の支持を集め、一致団結し野党からの挑戦に対応する肝要な時期に、
2名の民主党議員が「野田首相の主な政策に反対する」ことを理由に、政権与党からの離脱を発表した。これは野田政権にとって、泣きっ面に蜂となった。
さらに6名の議員が離党した場合、民主党は単独過半数を失うことになる。

しかし野田首相にとっての心配事は、減り続ける世論の支持だ。野田首相の支持率は、10月より下がり続けている。
野田首相は内閣改造によりこの流れに歯止めをかけようとしたが、閣僚が暴力団関係者との交際により辞職に追い込まれ、
野田首相の支持率も20%の「危険区域」を下回った。

野田内閣は現在、この「危険区域」のなかでもがいている。国民の大半はこれに対して否定的な態度を示しており、国民の6割は早期解散総選挙を求めている。

野田首相の所信表明演説には、力強い言葉もあった。「経済再生」のスローガンは一部の人の心に響き、
「日本周辺海域の警戒を強化し、揺るがぬ決心により日本の領土と領海を守る」という言葉も血を熱くたぎらせる。(>>2-3へ続く)

サーチナ 【政治ニュース】 2012/11/01(木) 17:40
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1101&f=politics_1101_006.shtml
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1101&f=politics_1101_007.shtml
2有明省吾ρ ★:2012/11/01(木) 20:13:06.43 ID:???0 BE:545652353-PLT(12066)
>>1(の続き)

しかし国民は、これらはみな実質的な内容の伴わない空論であることを知っている。野田首相がもっとも言いたかったのは、
「仕事をやりかけで放り投げるべきではない」、つまり早期解散総選挙には絶対に応じないということだったかもしれない。

野田政権には前進する余地が残されていない。野田首相は、早期解散総選挙に応じることを条件に自民党・公明党からの支持を集め、
数カ月前に消費増税法案を可決させた。野田首相はこの前言を撤回したことになる。野党はすべての機会を利用し民主党政権を打倒し、
野田首相を総理の座から引きずり下ろそうとしている。野田首相が消費増税を積極的に推進したことから、民主党内で最大の勢力を持つ小沢一郎氏が離党した。

民主党の国会における優勢も微々たるもので、党内分裂が加速されれば、民主党の議員数が全面的に半数割れとなるだろう。
野田政権はすでに瀕死の状態に追い込まれており、国内政治の「もつれ」を解くことは不可能だ。日本国内で右翼勢力が台頭する状況下、
野田首相は外交面でも実質的な成果を上げられず、中国や韓国との領土問題についても「引き延ばし戦略」をとることを余儀なくされている。

民主党が政権与党となってから、首相がすでに2回も入れ替わっている。初代・2代首相の鳩山由紀夫氏と菅直人氏も
「最高権力者の座にしがみついている」と批判されたが、両氏は支持率が20%を下回ってから1―2カ月内に辞職した。
野田首相は恥知らずにその座にしがみつき、民主党の政権担当の期間を出来る限り引き延ばそうとしている。
野田首相は現在選挙を実施することは自殺的な行為だと分かっているはずだ。民主党は、数十年にわたって臥薪嘗胆の思いをし、
やっとのことで手にした政権を失おうとしている。(完結)(編集担当:米原裕子)

サーチナ 【政治ニュース】 2012/11/01(木) 17:40
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1101&f=politics_1101_006.shtml
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1101&f=politics_1101_007.shtml