【歴史】大戦中に「ビルマ」の土に埋められた英戦闘機スピットファイア、70年ぶり発掘へ

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1締まらない二の腕φ ★
第2次世界大戦中、英国の統治下にあったビルマ(現ミャンマー)で、英空軍の単座戦闘機スピットファイア(Spitfire)がひそかに地中に
埋められ、日本軍の目から隠された。組み立てられないまま木箱に入れられ、英軍の手でミャンマー各地に埋められたこのスピットファイア
を70年ぶりに掘り起こそうというプロジェクトが、ミャンマー政府と熱心な航空機愛好家の協力の下で始まろうとしている。
スピットファイア発掘プロジェクトは、これまでに目撃証言などを集めた調査結果に基づき、旧首都ヤンゴン、北部カチン州、中部マンダレー
州の3か所で行われる予定。プロジェクトに参加するミャンマー人実業家のトゥー・トゥー・ゾー氏によれば、今回は2年かけて約60機を掘り出
す計画だという。
発掘に成功したスピットファイアのうち何機かは、英国に返還される見込みだ。「英国とミャンマーとの絆を強めたい。世界中の何百万という
スピットファイアのファンにも楽しんでもらえればいい」と、トゥー・トゥー・ゾーさんは話す。
ビルマは1948年のビルマ独立まで、英国を宗主国としていた。1942〜45年には日本の占領下にあり、その間に英国はビルマから撤退している。

>>2以降へ続きます。

▽AFPBBnews(2012年10月19日 19:27)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2908055/9705548
▽画像
http://photo.sankei.jp.msn.com/~/media/essay/2012/09/0930spitfire/Z20120930TTREU00728G3000000.jpg?mh=635&mw=950
2締まらない二の腕φ ★:2012/10/19(金) 20:02:55.85 ID:???0
>>1より。
■熱心な航空ファンの努力が実を結ぶ
スピットファイア発掘が決定するまでには、ある英国人男性の10年以上に及ぶ尽力があった。熱烈な航空機愛好家のデービッド・カンダルさんだ。
レーダー技術を用いてミャンマー国内の旧英空軍基地をしらみつぶしに調査して回ったのだ。
「僕はしがない農民で、億万長者でもない。(スピットファイアの探索は)とても大変だったよ」と、カンダルさんは今年、英紙デーリー・テレ
グラフに語っている。「15年以上かかった。でも、ついに探し当てたんだ」
1938〜48年に、英国ではおよそ2万機のスピットファイアが製造された。第2次世界大戦中の1940年には英本土防衛をかけた英独軍の空中戦バトル
・オブ・ブリテン(Battle of Britain)で活躍し、今でもファンが多い。
「スピットファイアは美しい。外国の地で朽ち果てさせてはいけない。バトル・オブ・ブリテンで英国の窮地を救ってくれた戦闘機なんだ。絶対
に保護するべきだ」とカンダルさんは訴えている。

以上。