【マスコミ】外国人ジャーナリストが日本メディアの惨状を語る「監視役としての役割を果たしていない」「ダブルスタンダード」

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1おじいちゃんのコーヒー ◆I.Tae1mC8Y @しいたけφ ★

ニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏に話を聞いた。
大メディアに対する同氏の批評は辛らつだ。「取材源との距離が近すぎ、
監視役としての役目を果たしていない」「ダブルスタンダードで自国の暗い面は報道しない」と指摘する。

――日本社会は非常に排他的で、属さない人を排除する――と言われてきました。
記者クラブもそういう排他的な文化の一つの面だと思います。どう思われますか。

ファクラー:日本のメディアを見ていて非常に興味深く思うのは、情報を独占的に
コントロールしようとする記者クラブがある一方で、週刊誌とかタブロイド紙が
非常に元気なことです。記者クラブは日本のメディアの保守的な面を表していると思います。
週刊誌やフリーランス記者、地方紙はかなり良い仕事をしています。

――朝日新聞や日本経済新聞といった日本の大手新聞とニューヨーク・タイムズの
最も大きな違いの一つは、世界中の読者に対する影響力です。世界中の人が
ニューヨーク・タイムズを読みますが、日本の新聞は読みません。取材先が図る
便宜も異なります。例えばあなたはトモダチ作戦の時、米軍のヘリに乗る機会を最初に与えられました。

ファクラー:最初にそういう機会が与えられたのは、もちろん、私がニューヨーク・タイムズの
記者だったからです。タイム誌の記者も同乗しました。同誌も世界的に影響力を持っています。
確かにニューヨーク・タイムズという名前は役に立ちます。米軍はアメリカの納税者に対して、
こうしたお金を使うことを正当化しなければなりませんから。

続きます
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