民主党の輿石東幹事長は10日夜、鳩山由紀夫元首相と東京都内の日本料理店で会談した。関係者によると、
輿石氏は「これ以上、離党者を出したくない。協力してほしい」と述べ、離党者防止へ協力を要請した。
輿石氏は党内融和策として鳩山氏に党最高顧問への復帰を打診。
鳩山氏は「外交問題にしっかり取り組める環境ができるなら復帰する」と保留した。
輿石氏はまた、日本維新の会に関して、「時間とともに支持率が落ちている。民主党がしっかり団結すれば、
(次期衆院選で)そんなに負けない」との認識を示した。<北海道新聞10月11日朝刊掲載>
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/410777.html 民主党の輿石幹事長は、10日夜、東京都内で鳩山・元総理大臣らと会談し、次の衆議院選挙に向けて、
党の態勢を立て直すため、国民の生活が第一の小沢代表らとの関係の改善にも取り組みたいという考えを示しました。
会談は輿石幹事長が呼びかけたもので、鳩山元総理大臣のほか、平野前文部科学大臣も出席しました。この中で、
輿石氏は衆議院の解散・総選挙の時期について、「これ以上、離党者を出さないよう、力合わせをしていかなければならない。
そのためには時間がかかる」と述べ、早期の解散に慎重な姿勢を示しました。
そのうえで、輿石氏は「党の態勢を立て直すためにも、国民の生活が第一の小沢代表らにも協力を求めていく方向を作りたい」と述べ、
小沢氏らとの関係の改善にも取り組みたいという考えを示しました。
また、輿石氏は、消費税率引き上げ法に反対した鳩山氏の党員資格停止3か月の処分が解けたことから
党の最高顧問の役職に戻るよう要請したのに対し、
鳩山氏は「中国との関係などが心配だ。きちんと外交問題を担当させてもらえるかどうかにかかっている」と述べました。
ソース NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121011/k10015656921000.html