【ノーベル賞】 山中教授 「iPS細胞で、すでに患者6人治療?…とにかくビックリ。報道の通りなら『早い』という印象です」

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976名無しさん@13周年
昔の記事を発掘。最後の段落に注目。

iPS(下)研究体制の差、戦略無く周回遅れに

 世界に先駆けて新型万能細胞(iPS細胞)を作製した京都大の山中伸弥教授は研究、講演、政府との折衝と、日々めまぐるしい忙しさだが、欠かさないことがある。毎月の渡米だ。
(中略)
 日本が再生医療分野に投入するのは年200億円ほど。米国では、国立衛生研究所だけで年940億円の予算を組み、複数の大学や研究機関に配分している。
 けた違いの投資をする米国に対抗し、内閣府は今年9月、最先端研究開発支援プログラムを発表した。山中教授のグループには研究費として手厚い予算が割り当てられる見通しだが、事はそう単純ではない。
 山中教授への一極集中投資を疑問視するのは、米ハーバード大研究員も務める東京大の森口尚史特任教授だ。「iPS研究には、化学や数学など幅広い分野の研究者の参画が欠かせない。限られた研究者に資金が集中すれば、研究の遅れを招く」(読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/science/news/20091108-OYO8T00275.htm(リンク切れ)