東京都三鷹市などのアパートのベランダから女性用下着を盗んだとして窃盗などの罪に
問われた調布市、練馬署地域課巡査長竹中俊輔被告(28)の初公判が28日、
地裁立川支部(林正彦裁判官)であり、竹中被告は起訴事実を認めた。
検察側は「常習性は極めて強く、市民を守るべき警察官が起こした犯行で社会的悪影響が
大きい」として懲役1年6月を求刑、弁護側は「被害者との間で示談が成立している。
警察署には辞表を提出するつもりで、社会的制裁も十分受けた」として執行猶予付き判決を
求めて結審した。
被告人質問で検察官から、自宅に600点近い女性用下着を保管していたことについて
聞かれた竹中被告は、「大学生のときから集めていたもので、半分くらいはごみ集積所から
持ってきたり、盗んだりしたものだが、残りは自分で買った」と述べた。
起訴状によると、竹中被告は昨年3月と8月の2回、三鷹市などのアパートのベランダに
干してあった女性用下着を盗み、今年7月にも、三鷹市のアパートの敷地内に侵入し、
干してあった女性用下着を盗もうとしたとされる。
*+*+ YOMIURI ONLINE +*+*
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120929-OYT1T00042.htm