大手検索サイト「グーグル」の検索結果で、過去に集団強姦(ごうかん)事件(03年)で解散した学生サークル
「スーパーフリー」との関係を表示され、名誉を傷つけられたなどとして、東京都内の男性が米国のグーグル本社
などを相手取り、検索結果の削除と慰謝料などを求める訴訟を東京地裁に起こしたことが分かった。
男性の代理人によると、グーグル側は請求棄却を求め、争う姿勢を示しているという。
関係者によると、男性は都内の大学に在学していたころ、スーパーフリーに入会していたが、事件とは無関係だった。
だが、グーグルで検索すると、インターネット掲示板などのページが列挙され、男性がスーパーフリーの幹部で
事件に関与したかのような書き込みが表示されるという。
検索で、自動的に関連語句を予測して表示する「サジェスト機能」でも、男性とスーパーフリーの組み合わせが
出てくることから、これを表示しないことも求めている。事件では、早稲田大や東大などの学生らが相次いで
逮捕され、社会問題化した。準強姦罪で起訴された14人は懲役14年?2年4月の実刑判決が確定している。
ソース
http://mainichi.jp/select/news/20120920k0000m040156000c.html