【政治】「平成の明智光秀」「石原伸晃許すまじ」で谷垣氏支持派は一致結束★2

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 父は石原慎太郎東京都知事、叔父は俳優の石原裕次郎という「石原ブランド」で、高い知名度を誇る石原氏。国交相や政調会長、
幹事長を歴任してきたが、政治家として突出した実績はなく、代わりに目立つのは失言・暴言の類だ。

 3000人近い犠牲者を出した米同時多発テロを「歴史の必然として起こった出来事」(昨年9月、青森県での講演)といい、
福島原発事故に関連しては「市民に線量を計らせないようにしないといけない」(同、NHK番組)と発言。胃ろう患者を「映画で、
寄生したエイリアンが人間を食べて生きているみたい」(今年2月、BS番組)と語ったことは、政治家以前の問題がありそう。

 ただ、森喜朗元首相や古賀誠元幹事長、青木幹雄元参院議員会長といった長老グループへの「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」を欠かさず、
寵愛され、さらに中堅・若手十数人による「勁草(けいそう)の会」といった支持グループも持っている。

 石原陣営の戦略は、山崎派と青木氏が影響力を持つ額賀派参院議員、勁草の会のメンバー、東京都選出議員を中核部隊にして党員票と
議員票を固め、第1回投票で2位以内を確保する。決選投票では、森氏や古賀氏の支持を結集して勝ち抜く−というもの。まさに、派閥の合従連衡的な思考だ。

 こうした情勢で、石原氏は勝ち抜けるのか。
(続)