【政治】松下氏自殺 現職大臣の死 今週発売週刊誌で女性問題報道も

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民主党代表選が10日、告示され、自民党総裁選もせまり政局が混迷を深めるなか、国民新党出身の松下忠洋金融・郵政民営化担当相(73)の自殺の報が駆け巡った。
郵政民営化法案に反対した“武闘派”の側面もあった松下氏。今週発売の週刊誌に約20年交際していたとされる女性の記事が掲載される予定だったという。
現職大臣の突然の死と関係はあるのか。各方面に動揺が走った。

 「しっかりやっていくからな」。松下氏は8、9日に地元の鹿児島県に戻り、懸案の日本郵政の幹部人事について、こう意気込みを語っていたという。

 国民新党鹿児島県支部の吉原範雄幹事長(75)によると、妻とともに地元入りし、薩摩川内(せんだい)、霧島両市で郵便局関係者のソフトボール大会などに顔を出した。
吉原さんは「自殺するようなそぶりはまったくなかった。どういうことなのか…」と驚いていた。

 松下氏は温厚な人柄で知られるが、武闘派の側面も。平成17年には郵政民営化法案に反対し自民の公認が得られずに落選した。

 一度は引退表明したが、国民新党に入党し21年の衆院選で返り咲きを果たす。今年6月、野田第2次改造内閣で金融・郵政民営化担当相となってからは、
野村証券などの証券会社が絡むインサイダー取引問題やAIJ投資顧問の年金資産消失事件を受けた再発防止策などの策定に尽力。6月、
消費税増税法案の採決で与党から造反が相次いだ際には、「政権与党として責任を果たさなければいけない」と話していた。

 一方、女性の問題について報じる予定の週刊誌は12日発売号の「週刊新潮」。記事では、約20年間交際していた女性の存在を指摘する予定で、
最近、松下氏と女性の間で別れ話が持ち上がり、こじれていたという。同誌編集部は「亡くなられたと聞いて驚いています。お悔やみ申し上げます」とコメントした。

 松下氏の自宅がある東京都江東区東雲(しののめ)の54階建てマンション前には、警察車両が相次いで駆けつけた。28階に住む男性(55)は
「あいさつすると丁寧に返してくれる腰の低い方だった」と話した。マンションのロビーには、松下氏が大臣就任記念に贈られたとみられるコチョウランが飾られていたという。

産経新聞 9月10日(月)22時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120910-00000568-san-soci