北朝鮮当局が経営に関与していたとみられるアムステルダムの「平壌レストラン」が4日、
アムステルダムの裁判所から破産宣告を受けた。
オランダ紙フォルクスクラントが5日、報じた。
同レストランはオランダ人実業家の経営で今年1月に開店したが、北朝鮮から呼び寄せた従業員側が
賃金の不払いを理由に裁判所に店を破産させるよう訴えていた。同紙によると、8月には、
店の備品などを持ち出そうとした従業員が警察に一時拘束される騒ぎも起きていた。
経営者のオランダ人実業家は、従業員側が北朝鮮の指示を受け、訴訟に出た可能性があると話しているという。
(2012年9月6日17時38分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120906-OYT1T00381.htm