【遊技/税金】東北のパチンコチェーン「ベガスベガス」「新栄」など20社が総額230億の申告漏れ

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1おじいちゃんのコーヒー ◆I.Tae1mC8Y @しいたけφ ★

東北でパチンコのチェーン店を展開する五つの企業グループの
約20社が、仙台国税局から総額約230億円の申告漏れを指摘されていたことが
2012年9月6日までに分かった。企業の組織再編を促すために設けられた、
節税効果が高い制度を利用して法人所得を圧縮する方法が、「租税回避行為」
にあたると判断されたという。このうち1グループは、東北の法人としては
過去最大とみられる約150億円の申告漏れを指摘された。

○山形のグループ、東北最大の150億円

今回のケースでは、過少申告加算税を含む追徴税額は、各社の累積赤字と相殺された結果、8億円前後とみられる。
この制度は、資産移転や株式譲渡を非課税にすることで合併や分割を促し、
企業の国際競争力を高める目的で2001年に導入された。だが、制度を逆手にとった
「行きすぎた節税」が浸透しているとして、国税当局は厳しい姿勢でのぞんでいる。

「ベガスベガス」(山形県山形市)のグループは、11年3月期までの数年間に、
約150億円の申告漏れを指摘された模様だ。東北の法人では過去最大とみられる。
他に「新栄」(岩手県盛岡市)、「中原商事」(福島県郡山市)、「つばめエイジェンシー」(同市)
などのグループ各社が指摘を受けた。

取材に対して、ベガスベガスは「何もコメントすることはない」、新栄は「取材を受けるつもりはない」、
中原商事は「話せない」、つばめエイジェンシーは
「すべて終わっていることでノーコメント」と回答している。

http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001209060002