★【防災の日】横浜で「9都県市合同訓練」 東日本大震災後初
「防災の日」の1日、「九都県市合同防災訓練」(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川
県・横浜市・川崎市・千葉市・さいたま市・相模原市)が横浜市をメーン会場に行われ
た。昨年、埼玉県での訓練が荒天により中止となったことから、メーン会場で行われる
東日本大震災後初の合同訓練となった。
訓練には消防、警察、海上保安庁、自衛隊や市民など103機関約2600人が
参加。災害時に備えた連携態勢や、応急対策などを確認し合った。
今回の訓練は、相模湾を震源域とするマグニチュード(M)7・9、横浜市内最大
震度7の地震が発生し、市内で家屋の倒壊や道路の損害、電気・ガス・水道などライフ
ラインに大きな被害が出たという想定で行われた。
みなとみらい線のみなとみらい駅では午前9時過ぎから「駅混乱防止・帰宅困難者対
策訓練」が行われ、市民ら約400人が参加。地震で公共交通機関が停止し、帰宅でき
なくなった人が大勢出たとの想定で、素早く安全な場所に避難する手順を確認した。
参加した横浜市立老松中学2年の千葉航洋君(14)は「東日本大震災が起きたとき
学校の帰り道だったけど、訓練を思い出して揺れが収まるまで落ち着いて対応できた。
この訓練もいざというときのために大切だと思います」と話していた。
9.1 10:27
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120901/dst12090110280004-n1.htm ※写真 帰宅困難者が発生したとの想定で行われた誘導訓練=1日午前、横浜市の横浜
高速鉄道みなとみらい駅
http://sankei.jp.msn.com/images/news/120901/dst12090110280004-p2.jpg