民主党は27日、政治改革推進本部・総務部門合同会議を国会内で開き、
参院選挙区の「1票の格差」を是正するため定数を「4増4減」する
選挙制度改革関連法案を了承した。近く参院に提出する。
自民、公明両党も賛成する意向で、関連法案の今国会成立が確実な情勢に変わりない。
法案は神奈川、大阪の定数を2ずつ増やし、福島、岐阜を2ずつ減らす内容。
これに伴い格差は現行の5.1倍から4.7倍に縮小、裁判所の違憲判断の目安となる5倍を切る。
自民党など野党は29日に野田佳彦首相問責決議案を参院に提出する方向で、
可決後は審議を全面的に拒否する構え。ただ、同党は議員立法を審議拒否の例外扱いとする
方針のため、民主党は4増4減関連法案の今国会成立は間違いないとしている。
(2012/08/27-19:36)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012082700763