★日本と韓国―非難の応酬に益はない
こんな不毛な非難の応酬を続けていて、いったいだれが得をするというのだ。
竹島の領有問題などをめぐってヒートアップした日本と韓国は、いいかげんに頭を冷やすべきだ。
かけがえのない隣国同士である。いつまでも異常な関係を続けるわけにはいかない。
韓国政府は、野田首相が李明博(イ・ミョンバク)大統領に送った親書を郵便で送り返してきた。
大統領の竹島上陸に「遺憾の意」を伝えた内容が「容認できない」というのだ。
だが、いくら気にくわないといっても、首相が署名した書簡を送り返すのは外交上、あまりに礼を失している。とても受け入れるわけにはいかない。
もっとも、親書を返しにきた韓国大使館の職員を外務省が敷地に入れずに門前払いしたこともまた、大人げないと言われても仕方のない振る舞いだ。
そんな売りことばに買いことばのようなことを繰り返していたら、問題の本質とはかけ離れたところで両国民の感情に火がつきかねない。
残念なことに、韓国の新聞を見ると、首をかしげざるを得ない論評が目につく。
たとえば、日本による領有権問題の国際司法裁判所への提訴について
「20世紀初頭に韓国を併合した侵略根性の発露と言わざるを得ない」と書いた主要紙もある。
韓国の国民は、1905年の竹島の島根県への編入は、5年後の日韓併合への第一歩だと受け止めている。
こうした歴史に対する思いが背景にあるにしても、韓国人が事務総長を務める国連の主要機関への提訴を「侵略根性の発露」と決めつけられては、
多くの日本人は戸惑うばかりだ。 (
>>2-3へ続く)
asahi.com 2012年8月25日(土)付
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1 ▽前スレ★1の投稿日:2012/08/25(土) 02:35:58.80
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1345859887/