★エコに変身、ターボ車復活 欧州メーカー、HV対抗
【共同】かつてスポーツカーの代名詞だった「ターボ(過給機)エンジン」がエコ技術として生まれ変わり、復活してきた。
先行する欧州メーカーが日本市場で相次いでターボ車を投入し、ハイブリッド車(HV)に対抗。
国内メーカーも遅ればせながら開発に力を入れ始めた。
ターボは、排ガスを利用してタービンと呼ばれる羽根を回転させ、
エンジン内に大量の空気を送り込んで燃焼を促し、出力を高める装置。
1980〜90年代のスポーツカー全盛時は「ランサー・エボリューション」(三菱自動車)や
「スカイラインGT―R」(日産自動車)などのターボ車が高馬力を競った。
エコ技術としてのターボにいち早く着目したのは、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)だ。
従来の発想を転換し、排気量を小さくしてターボで馬力を補う「ダウンサイジング」という技術を確立。
欧州ではエコカーとしてHVをはるかにしのぐ人気を呼んでいる。
U.S.FrotLine
http://www.usfl.com/Daily/News/12/08/0816_017.asp?id=98374