李大統領の史上初の竹島訪問は、大統領個人の“発想”とする見方が強い。
李大統領は昨年12 月の京都での日韓首脳会談でも、慰安婦問題をめぐる
日本非難の強硬発言で会談の雰囲気をぶ ち壊しにしている。
今回の反日行動は「慰安婦問題で意にかなわない日本の態度に業を煮やした結果」(日韓関係筋の話)
との見方があるが、韓国でも感情的、情緒的すぎる対日姿勢に首をかしげる向きも多い。
竹島訪問は世論の拍手喝采を狙った政治的なものだが「人気取り」という意図が見え見えだけに、国内での効果を疑問視する声が出そうだ。
日ごろ李政権非難に血眼の野党陣営からの皮肉、批判は確実だし、対日関係の“常識”を逸脱した行動には保守派からの批判も予想される。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120810/kor12081002070001-n2.htm