【民主党】 首相退陣論、急浮上 「岡田新代表」仙谷氏画策・・・首相が解散に打って出るのを思いとどまらせる狙い

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1影の大門軍団φ ★
消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案の参院採決をめぐり、自民党が
衆院解散・総選挙を求めて野田佳彦首相に揺さぶりをかける中、民主党内から首相退陣論がにわかに浮上してきた。

首相が解散に打って出るのを思いとどまらせる狙いがあるとみられるが、もはや事態は風雲急を告げている。

「こうなったら解散か総辞職しかないな…」
仙谷由人政調会長代行は最近、自民党関係者にこう語り、感触を探った。

仙谷氏の発言は法案可決と引き換えに「退陣もやむなし」と言っているに等しい。
仙谷氏は自民党との大連立論者として知られるだけに「岡田克也新代表の下で大連立を狙っている」との情報も民主党内を駆け巡った。

情報戦の一環との見方もあるが、信憑(しんぴょう)性をもってこうした情報が流れるのには理由がある。

首相の出身グループ「花斉会」は約20人の“弱小派閥”。野田政権を支えてきたのは「花斉会」よりも、
むしろ党内グループ「凌雲会」(約40人)に所属する仙谷氏や前原誠司政調会長といえる。

凌雲会の中心メンバーと岡田副総理にソッポを向かれた途端に、代表が辞任に追い込まれる構図は、
菅直人政権のときと変わっていないのだ。昨年6月に当時首相だった菅氏に退陣の説得に当たったのも仙谷、岡田両氏らだった。

自民党が8日に参院に首相問責決議案を提出すれば可決される公算は大きい。
可決されれば、審議は全面的に止まり、一体改革法案の今国会成立は絶望的だ。

解散も首相の選択肢ではあるが、党内の大勢は「解散回避」。首相の外堀は徐々に埋められようとしており、
党幹部から「解散阻止」という言葉は出ても「退陣阻止」との言葉は聞かれない。

輿石東(こしいし・あずま)幹事長は7日、国会内の幹事長室で周囲に「解散させないことが最優先だ」と強調した。
樽床伸二幹事長代行も同日、官邸に乗り込み、首相に「8日の両院議員総会を前に解散を約束したら大変なことになる」とくぎを刺した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120808-00000088-san-pol
>>2以降へ続く