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>>1のつづき)
発売直後に買った彼らが異口同音に口にするのは「こんなウイークポイントを抱えていることが
わかっていれば選ばなかった」ということ。購入をもう少し待ち、利用者の口コミ評価が出そろって
それを確認してさえいれば、こうした事態を防げたかもしれないのだ。
ケータイジャーナリストの石川温氏も、以下のように語る。
「特にアンドロイド端末はいまだ発展途上にあり、機種ごとの“当たり外れ”があるということです。
私も仕事柄、数多くのスマホをテストしていますが、なかには電話が着信しているのに取れない
なんていう端末もありました。また、そこまでの不具合でなくても、起動が極端に遅かったり、
反応がもたついたり、本体が異常な高温になったりなど、率直に言って『これを2年間使い
続けるのは厳しいだろうなぁ』というケースもありました」
決して安くはないお金を支払ってでも「できるだけ新しいモデルが欲しい!」という心理は十分に
理解できる。だが、最新モデルを購入することはリスクを伴っていることも覚えておくべきだろう。
(取材・文・撮影/「最新スマホは買うな!」取材班)(以上、一部略)