民主党が歴史的大勝で政権交代を果たした平成21年8月30日の衆院選の直後、
小沢一郎代表代行(当時)はひそかに民主党の崩壊を“予言”していた。
投開票の翌朝、小沢氏は側近議員の携帯電話を鳴らし、「2週間は地元であいさつ回りを
するようみんなに言ってくれ」と指令を出した。
そして、側近議員に「圧勝してよかったですね」と持ち上げられると、うなるように語った。
「いや。これは勝ちすぎだ。あとになれば分かるだろう…」
その小沢氏が今月、集団離党騒動を引き起こした。小沢氏は「オレは排除されて追い込まれた」
と反論したいだろうが、自ら巨大与党を壊した。
「民主党が大勝で慢心したんだ。含蓄ある言葉だったな…」。
側近議員は今、3年前の小沢氏の警鐘を振り返る。
*+*+ 産経ニュース +*+*
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120729/stt12072918000000-n1.htm