「うどん県」で話題の香川県は、県民1人当たりの野菜の摂取量が女性は全国最下位、
男性はワースト2位という不名誉な記録を持つ。糖尿病で医療機関を利用する割合は
全国一だ。県は食生活に対する意識を変えようと、うどん文化にメスを入れる覚悟で
対策に乗り出した。
2011年の県民健康栄養調査によると、男性の4割、女性の3割が週2回以上うどんを食べる。
さっとかき込むのが流儀で、県健康福祉部の西原修造医師は「小麦に糖質が多く含まれる上、
早食いが血糖値の急上昇につながる」と指摘する。定番の副菜、いなり寿司や巻き寿司も
糖質をプラスしてしまう。
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