・滋賀県大津市で昨年10月、同級生からいじめを受けていた市立中学2年生が自殺した問題について、
過酷極まるいじめの実態や、学校や教育委員会、警察などの信じがたい対応が続々と明らかになっている。
かつて、ドラマ「3年B組金八先生」でツッパリ役を演じた、自民党の三原じゅん子議員が語った。
「言うまでもなく、一番の被害者は、亡くなった男子生徒です。13歳で自ら死を選ばざるを得なかった
気持ちを考えると、胸が痛む。心からご冥福をお祈りしたい。加害者の生徒は彼に対し、心から謝罪し、
悔悛しなければならない」
「私は、現在の子供たちと私たちの子供時代がそんなに違うとは思わない。違うのは大人ではないか。
教師や教育委員会、自治体に、日教組的なものが蔓延して、教育をゆがめている気がします。
今回の事件で、市は責任を認めたが、教育委員会と加害者の父母は謝罪していない。加害者の
生徒がこうした環境で育てられたことも大変不幸です」
「加害者はいま、少年法で守られるかもしれない。でも、実際の社会は温かくも甘くもない。
年齢を重ねるとともに、自分の背負った十字架の重さを実感するはず。家庭や学校は、彼らが
したことを認識させ、罪についてしっかり教えなければならない。そうした作業が放棄されて
いるのではないか。そんな環境では、他の生徒たちにもいい影響を及ぼしているとは思えない。
彼らも事件の被害者といえます」
自殺した生徒は、泣きながら電話で教師に助けを求めたが、教師は「お前が我慢したら丸
く収まるんだ」と突き放したとも報道されている。
「教師は、生徒のことを自分のことのように喜んだり、泣いてくれる人でなければならないのに
そういう話を聞くと非常に心が痛む。私が金八先生のドラマをやっているとき、『あれはドラマの
中の話で、実際にはあのような教師はいない』といわれた。でも、いましたよ。武田鉄矢さんが
そういう存在だった。『人間として忘れてはいけない大切なこと』『働くことの尊さ』など、たくさんの
こと教えていただいた」(抜粋)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120720/dms1207201139016-n1.htm ※画像:
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