【社会】 韓国紙 「おとなしかった日本人が、反原発17万人デモ『アジサイ革命』…ついに立ち上がったのだ!」

このエントリーをはてなブックマークに追加
・東京・代々木公園に17万人の市民が集まった。「原発ゼロ」を貫徹するための市民決起大会だった。
 参加者は「足りないのは電力でなく愛」などそれぞれスローガンが書かれた旗を掲げていた。
 サラリーマンに主婦、大学生、家族連れなどデモとは関係がなかった人たちが大部分だ。集会を
 主催した政党や市民団体が別にあるのでもなかった。ツイッターなどを通じて「決起」を覚悟した
 普通の人々が自発的に集まったのだ。

これより3日前の13日、東京の首相官邸前。幅5メートルほどの狭い歩道の両側に15万人の
 市民が殺到した。デモの隊列は数百メートル離れた霞ケ関の官庁街まで続いた。

昨年3月11日の福島第1原発事故当時、近隣の浪江町に住んでいて被ばくした
 菅野みずえさん(60)もこの日生まれて初めてデモに加勢した。菅野さんは、
 「幼いころにたびたび母に『お母さんはなぜ(太平洋)戦争に反対しなかったのか』と聞いたりした。
 いま私は孫から『なぜおばあさんは原発に反対しなかったのか』という言葉は聞いてはならない。
 そのために自分から『行動』に出なければならなかった」と話した。

日本で10万人を超える群衆がデモに出たのは1960年の日米安保条約締結反対デモ
 以来52年ぶりだ。これまでいくら政治が「大騒ぎ」を起こしても、社会不条理があふれ出ても
 びくともしなかったのが日本人だった。特派員生活をしながら最も理解できなかった日本人の
 特性のひとつだった。そんなにおとなしかった日本人がついに立ち上がったのだ。

だが、日本の政界は微動もしないでいる。原発維持の方針を変えるつもりはないように見える。
 「いくら騒いでも政策はわれわれが決める」という傲慢さが敷かれている。

2010年にチュニジアで始まった中東民主化はチュニジアの国花をもじって「ジャスミン革命」と
 呼ばれた。最近日本のデモは「反原発デモ」が6月から本格化したことを指して「アジサイ革命」と
 呼ばれ始めた。日本で「〜革命」という言葉が出ること自体が革命的だ。最も慎ましい国民、
 日本人の決起は「いかなる権力も国民の上に君臨できない」という真実を改めて悟らせる。(抜粋)
 http://japanese.joins.com/article/771/155771.html?servcode=100§code=140