曽我ひとみさんとミヨシさんの拉致事件には、日本国内で北朝鮮工作員の手助けをする
組織が関与していた疑いが濃厚だ。北朝鮮側もこれまでの日朝交渉の中で曽我さんについて、
「現地請負業者に依頼、引き渡された」と組織の存在に言及している。
「あなたが土曜日の夕方に帰宅し、日曜日の午後に(勤務先の)病院に戻る
勤務シフトで働いていることを知っていた」。実行犯として国際手配されている
通称キム・ミョンスク容疑者は、北朝鮮に到着後、曽我さんにそう話したという。
方言がきつく、島外から人が入ってくれば、すぐに分かるという土地柄の佐渡。
そこまでの個人情報を調べるには、地元事情に詳しい協力者が欠かせない。
拉致対象者を選び、アジトを提供するなど工作員を支援するのは主に
「土(ど)台(だい)人(じん)」といわれる在日朝鮮人らだ。北朝鮮にいる親族の
身の安全と引き換えに工作員が任務を強要するケースが典型的だ。
*+*+ 産経ニュース +*+*
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120714/kor12071422380003-n1.htm