滋賀・いじめ自殺 校長「現象自身は、けんかという現象」
滋賀・大津市で自殺した男子中学生がいじめを受けていた事件で、自殺の6日前に、
いじめの目撃情報があり、複数の教師で対応を協議していたことがわかった。
自殺した中学2年の男子生徒について、大津市の教育委員会は、「自殺後のアンケート
調査で、いじめが判明した」と説明していた。
しかし、自殺の6日前には、男子生徒が同級生に暴行されているのをほかの生徒が
目撃し、「いじめられている」と、担任に訴えていたことがわかった。
その後、複数の教師で対応を協議したという。
中学校の校長は14日、「現象自身は、けんかという現象であって、いじめに発展する
可能性があるということを捨てきれないということで、見ていくと(話をした)」と
述べた。
協議では、男子生徒たちの関係に注意していくことを確認したものの、具体的な対策は
とっていなかった。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00227492.html