大津市で昨年10月、いじめを受けていた市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した事件に絡み、
生徒が通っていた中学校や大津市役所に射殺予告が書かれたはがきや包丁が入った封書などが相次いで送られていることが12日、
滋賀県警への取材で分かった。県警は脅迫容疑で捜査している。
県警大津署によると、12日午前11時ごろ、同中学校から「(いじめたとされる同級生の)実名や事件の調査結果を公表せよ。
要求を履行しない場合、毎月生徒を無作為に2人ずつ散弾銃で射殺する」などと書かれたはがきやカッターナイフの刃が
入った封書などが送られてきたと届けがあった。
正午ごろには、同市役所から、包丁が入った封書や透明液体入りのガラス瓶1本が入った小包が届いたと通報があったという。
中には住所や氏名が書かれたものもあった。
県警は12日、県知事宛てにいじめをしていたとされる同級生の殺害を示唆するはがきを送った男を、脅迫容疑で逮捕している。
時事通信 7月12日(木)21時58分配信
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