【大津・いじめ自殺】 加害生徒の保護者は地域の有力者…一方、市教委「葬式ごっこなどの回答、気づかなかったから発表しませんでした」

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・去年、大津市で中学2年生の男子生徒が自殺した問題で、大津市教育委員会は
 10日夜、会見を開き、学校側が、去年11月に全校生徒を対象に2回目のアンケート
 調査を行なっていたことを明らかにし、この中にも「自殺の練習」や「葬式ごっこ」などと
 いった記述があったということです。

 大津市教育委員会は10日午後8時半から記者会見を開きました。
 この問題では、学校側が去年10月に全校生徒を対象にアンケート調査を行っていましたが、
 11月に2回目のアンケートを行っていたことを明らかにしました。
 1回目の調査で得られなかった新たな情報を集めようと、1回目と同様に全校生徒が
 対象だったということです。

 この中には、「自殺の練習と言って首を絞める」という回答や「葬式ごっこ」という回答が
 含まれていたということです。
 しかし、今回の事態を受け、9日夜から10日にかけて、当事者の生徒に直接、聞き取りを
 行ったところ、実際に「自殺の練習」や「葬式ごっこ」を見ておらず、確認できなかったということです。
 大津市教育委員会は会見の中で、「2回目の調査も不十分だったという批判を受けても仕方の
 ないことだと思う。おわび申し上げます」と述べ、謝罪しました。
 この問題を巡っては、平野文部科学大臣が、市の教育委員会や学校の対応に問題が
 なかったかどうか、県の教育委員会から報告を受けたうえで、必要があれば文部科学省としても
 調査する考えを示しています。
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120710/t10013491171000.html

※報道ステーションによると、
・市教委側は「自殺の練習・葬式ごっこなどの記載、当時気づかなかった」と会見で回答
・加害者側の保護者は地域の有力者
…とのことです。