大阪市の橋下徹市長が市職員の政治活動制限条例案や、労使交渉事項を限定する労使交渉条例案などを市議会に提出した6日、
東京都内で「ストップ!ハシズム 橋下『維新の会』のねらいを暴く交流集会」が開催されました。
橋下市長の逆流を許さないたたかいを全国から広げようと、130人が参加しました。主催は、全労連、大阪労連、自治労連、国公労連です。
■交流集会開く
全労連の小田川義和事務局長があいさつ。この日に提出された条例案で、橋下氏は労組や職員に対する市民の反感を利用して、
弾圧を行おうとしていると批判。政治活動制限条例案では、橋下批判のデモも禁止されかねないとして、反撃を強めていくことが必要だと語りました。
小森陽一・東京大学教授、野田正彰・前関西学院大学教授、西谷敏・大阪市大名誉教授が講演。西谷氏は、
橋下氏の誤った方向ではない、解決の方向の対案を出す必要があると語りました。
各労組の代表が実態を報告しました。大阪市労組の竹村博子委員長は、市民の生活、権利を守るために運動してきたとのべ、
大阪だけでなく国民の権利を守るためにたたかうと表明。大阪教職員組合の末光章浩副委員長は、
市長による教育介入を許さない世論が「オール教育界」に広がり、反撃ののろしが上がっていると発言しました。
閉会あいさつで自治労連の野村幸裕委員長は、公務員が住民の仕事をするために憲法15条があると強調。
公務員を仮想敵とする攻撃に対して連帯してたたかおうとよびかけました。
ソース しんぶん赤旗
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-07-08/2012070815_02_1.html (写真)たたかう決意を表明する大阪市労組の竹村委員長=6日、東京都内
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-07-08/2012070815_02_1.jpg (続)