ニッポン放送とフジテレビの元アナウンサーで「つかちゃん」の愛称で親しまれた同局事業局勤務の
塚越孝さんが、同局内の男子トイレ個室でスカーフで首をつって死んでいるのが26日、見つかった。
遺書があったため、警視庁東京湾岸署は自殺とみて調べている。
「塚越さんはその日の午後2時から出演予定の番組収録を無断欠席そのため、関係者が探していたところ、
ガードマンが亡くなっているのを発見した。フジは今月、まるで呪われているかのように不祥事が続発していたが、
最後の最後に最悪な事態が起こってしまった」(テレビ関係者)
まず今月1日には朝の情報番組「ノンストップ!」で緊急地震速報のチャイム音が誤作動で流れ番組内で謝罪。
同局は「機器の不調によるもの」と説明。12日には毒舌で知られていた米・ ニューヨーク支局に勤務していた長谷川豊アナが
「業務の規定に違反し、ニューヨーク滞在 関連費用の不正使用があった」として、長谷川アナを降格処分とし、本社付けにしたと発表した。
18日には、9日に放送されたバラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」の企画が、
急性 アルコール中毒を招きかねない危険な飲み方を助長する内容だったとして、
飲酒による事故で子どもを失った遺族らでつくる「イッキ飲み防止連絡協議会」「主婦連合会」など3団体が連名で同局に抗議文を送った。
19日には、ロンドン五輪陸上男子やり投げ代表のディーン元気が、埼玉・所沢で公開練習を行い、
30社80人のメディアが大挙集結したがフジテレビの姿はなし。
それ以前に、早大サイドの意向に 沿わない取材をしていたため、早大から取材拒否を通達されていることが発覚した。
20日には同局の系列局のテレビ熊本の元ADの女性が「元同僚を100万円で始末してほしい」との文書を暴力団に送り、
殺害を依頼したとして福岡県警に逮捕されていたことが報じられた。
目立っただけもこれだけの不祥事が相次ぎ、“魔の6月”となってしまった同局だが、
こんな「放送事故」もあったという。
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