★【中国書記官スパイ疑惑】機密文書4点が漏洩 一部に筒井前副大臣の資料も
外国人登録法違反などの容疑で警視庁に書類送検された在日中国大使館の李春光・元1等書記官が
関与した対中輸出促進事業にからみ、農林水産省の機密文書が漏洩(ろうえい)していた問題で、
同省の調査チームは29日、流出したのは最高機密に相当する「機密性3」の文書4点で、一部は
筒井信隆前農水副大臣にスタッフが説明するための資料だったなどとする中間報告を公表した。
漏洩が確認されたのは、東京電力福島第1原発事故後に示された国内の米の需給見通しに関わる文書と、
食品の対中輸出に関して在外公館とやり取りした公電の写しの計4点。流出先は同省の後押しで設立された
「農林水産物等中国輸出促進協議会」で、同団体の代表理事が筒井氏専用に作られた資料の一部を保有して
いた。
ただ、調査チームの聞き取りに対し、筒井氏は代表理事への資料提供を否定。代表理事も筒井氏からは
入手していないとしており、同省は調査を継続する。一般職員が外部流出させていたことが判明した場合、
国家公務員法(守秘義務)違反に当たるとして、捜査当局への告発も検討することも明らかにした。
6.29 14:30
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120629/crm12062914310027-n1.htm