★発覚恐れ「けんかごっこ」答え強要 男児に重傷負わす 容疑の養父と実母逮捕
・内縁の妻の連れ子である男児に暴行し、内臓破裂の重傷を負わせたとして、千葉県警成田署は
28日、傷害容疑で、同県富里市の会社員、斉藤誠(35)と、実の母親で同居のパート従業員、
加納沙喜(27)の両容疑者を逮捕した。いずれも容疑を認めている。
同署によると、斉藤容疑者は虐待の発覚を免れるため、男児に病院などでけがのことを
聞かれ場合は「親とけんかごっこをした」と答えるよう強要していた。
逮捕容疑は昨年11月27日午後1時ごろから午後7時ごろまでの間、加納容疑者の
長男で小学校3年の男児(9)を持ち上げて床に落としたり、腹部を膝蹴りしたりしたほか、
加納容疑者も顔を殴るなど2人で繰り返し暴行。約1カ月の重傷を負わせたとしている。
同署によると、斉藤容疑者宅は、同じく加納容疑者の連れ子で男児の妹(8)を加えた
4人暮らし。
暴行後、男児の様子がおかしいことに気付いた加納容疑者が、渋る斉藤容疑者に
病院へ連れて行くよう懇願。男児を診察した病院側が虐待の疑いがあることを
児童相談所に通報し、事件が発覚した。
同署は、斉藤容疑者らが約3年前から男児に暴行を加えていたとみており、妹に
対しても虐待がなかったかを調べている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120628-00000548-san-soci