【民主党】政治や権力を私してきただけの小沢一郎、鳩山由紀夫、菅直人の「破壊のトロイカ」 今回の消費税政局で退場ならば大きな意義

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1春デブリφ ★
★破壊のトロイカは即刻退場せよ

 古くて不毛な「創造なき破壊」の政治からようやく決別する好機が訪れた。民主党の
小沢一郎元代表が、消費税増税を含む社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決での
造反を明言したことにより、小沢氏、鳩山由紀夫元首相、菅直人前首相が3頭立て馬車
となって政界をかき回してきた「トロイカ体制」の終(しゅう)焉(えん)が見えて
きたからである。

 円高・デフレ下に、しかも社会保障制度改革を棚上げにして野田佳彦首相が消費税
増税に固執するのは不可解ではある。ただ、その政策判断の是非はともかく、連動して
政治の不可逆的なうねりが始まっている。

■ボスと夢想とゲリラ

 「自分は何のために政治家になっているのかに思いを致して自身で決断をしてもらい
たい」
 小沢氏は21日、自らのグループ会合で造反を呼びかけた。ならば小沢氏らトロイカ
は政治家として何をやってきたのか。

 師である田中角栄元首相の縮小コピーのようなボス型政治家である小沢氏。現実と
夢想の区別さえつかない鳩山氏。「政治の本質は野良犬のけんか」と言い切る市民ゲリ
ラ出身の菅氏。それぞれタイプが異なるように見えて、大きな共通項が一つある。3人
とも「破壊」が何より得意ということである。

 小沢氏は平成5年に派閥内抗争に敗れて自民党を飛び出すと新生党、新進党、自由党
−と新党を作っては壊し、今また民主党を分裂させようとしている。「壊し屋」として
は面目躍如かもしれぬが、この間、なぜか議員歳費だけでは不可能なはずの蓄財も成功
させている。
(続く)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120623/plc12062308410002-n1.htm