○スカート盗撮教諭の復職に保護者反発
北海道教育委員会は15日、女子高生のスカートの中を盗撮しようとして
停職処分を受けた公立中学校の男性教諭(48)が、停職期間を終えて同じ
学校に復職することに保護者から反発が起きたとして、教諭を当分の間、
道立の研究所で研修させるとの異例の措置を発表した。
教諭は昨年12月に道迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕され、その後
罰金の略式命令を受けた。札幌市を除く北海道内では過去10年間に
同様の事案で7人の教員が停職処分を受けており、道教委は3月、
男性を停職2カ月の懲戒処分とした。
だが、過去の7人は全員が依願退職したのに対し、男性は退職の意向を
示さず、同じ学校で復職する事態に。保護者から配置換えを望む意見が
続出し、道教委が対応を検討していた。
道教委は「一度停職という処分を下した後は同じ事案で免職にはできない」
と説明。研究所では教員倫理の講義を受けさせるなどの研修を実施、
その後は教員としての人事異動が行われる可能性があるという。
□ソース:産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120615/edc12061521290003-n1.htm