【北海道】 「大量殺人で名を残したかった…」 通行人を金づちで殴り殺そうとした容疑者供述

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1かしわ餅φ ★
北海道帯広市の繁華街で通行人2人を金づちで殴り殺そうとしたとして、殺人未遂容疑で逮捕された
音更町のパート従業員阿部真哉容疑者(24)が、道警の調べに対し「津山30人殺し(津山事件)を超
える殺人で歴史に名を残したかった」と話していることが9日、捜査関係者への取材で分かった。

 阿部容疑者は、通行人を襲った翌日の6月1日、量販店で刃物を3本購入し、卒業した小学校など4
か所を回っていた。

 「津山事件」は岡山県で1938年に起きた単独犯による国内最大の大量殺人事件で、小説家横溝正史氏の
長編推理小説「八つ墓村」の題材ともなった。道警幹部によると、阿部容疑者は、「津山30人殺しについて
パソコンで調べた。(殺人そのものを目的とする連続殺人犯らを意味する)『シリアルキラー』という言葉も
パソコンで検索した」とも話しているという。道警では、インターネットで事件を検索して、意志を強めたとみており、
押収したパソコンの解析を進めるという。

 阿部容疑者は小学校と幼稚園を訪れ、施設の中を見て回ったが、「幼稚園では同級生がいたのでやめ、
小学校では先生がいてできなかった」と話しているという。阿部容疑者は、かばんを持って小学校を訪れており、
中には購入した刃物が入っていたとみられている。

 道警などは、事件内容や供述の異常性を踏まえて、阿部容疑者の簡易鑑定を検討している。

(2012年6月10日 読売新聞)
「大量殺人で名を残したかった」…帯広殴打事件、容疑者供述 : 北海道発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120610-OYT8T00043.htm