【チベット】中央政府、ラサでの焼身自殺が各地に広がるのを懸念 事件発生場所にはマスコミや国連の立ち入り許されず

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1星降るφ ★:2012/06/09(土) 17:54:26.87 ID:???0
チベット中央政府、他チベット地区に広がる焼身事件続発に深刻な憂慮

インド・ダラムサラに拠点を構えるチベット中央政権は、5月27日日曜日にラサでおきた
チベット人2名の焼身抗議を含む、チベット最新事情について、憂慮を表明した。これらの事件
は、チベットの首都で起こるものとしては初めてである。2名の焼身者は、各々チベット東北部
のナガバ地区とラブラン地区出身のダルギェとドルジ・ツェテンであると確認された。ドルジ
は死亡し、ダルギェは負傷しながらも生存しているという。

当該2名のチベット人男性は、バルコー広場にあるジョカン寺院の前で自らに火を放ったと
される。この広場は、ラサに現存する数少ないチベット地区である。中国治安部隊は、数部隊
で現場に到着し、事件の一切の痕跡を速やかに消去したといわれている。

ラサでの状況は、未だ多数の警察部隊と準軍事部隊の配置を伴う緊迫したものである。この
直近の2件の事件に伴い、37人のチベット人が、チベット内において焼身した。そのすべての
者が異口同音でチベットの自由化とダライラマ法王の帰郷を要求していた。

「中国政府が焼身事件続発をいかに国際社会に説明しようとしたとて、チベット地区、特に
焼身事件発生場所への立ち入りが、マスコミや国連などの国際組織の代表といった中立者に
対しても禁じられている限り、かような説明は深い懐疑に晒されるだろう」チベット中央政府
情報国際関係局のカロン・ディキ・チョヤン氏はいう。

(>>2以降に続く)

▽ダライ・ラマ法王日本代表部事務所による日本語訳
http://www.tibethouse.jp/news_release/2012/120609_cta-seriously-concerned-by-the-cycle-of-self-immolations-reaching-other-tibetan-regions.html
▽チベット中央政府プレスリリース原文
http://tibet.net/2012/05/28/cta-seriously-concerned-by-the-cycle-of-self-immolations-reaching-other-tibetan-regions/
▽プレスリリースで取り上げられている動画「2008年 寺院の夜襲と封鎖」
http://www.youtube.com/watch?v=uIfhd7Bouz0