【政治】「皇后陛下からお声を掛けられているので大臣は出席できず」 民主が皇室利用

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 衆院社会保障と税の一体改革特別委員会の8日の理事会で、民主党の古本伸一郎理事が審議日程をめぐり、
皇室の政治利用とも取られかねない発言をしていたことが複数の野党理事の話でわかった。

 古本氏は野党が要求する11日の審議について
「皇后陛下から『久しぶりに小宮山洋子厚生労働相にお会いしたい』とお声を掛けられているので大臣は出席できない」と説明し、
午前中の審議には応じられないと回答した。

 これに対し、野党理事が厚労省に事実関係を確認したところ、
皇后さまへの拝謁は11日には予定されていなかった。一方で天皇、皇后両陛下は11日に視察のご予定があるが、
小宮山氏は特別委の審議が入ったため同行せず副大臣が同行することを決定。
その際、小宮山氏から国会審議より同行を優先させるような指示はなかったという。

 理事会では11日の審議は終日、小宮山氏を含めた担当閣僚が出席した上で行うことで合意したが、
野党から「民主党の『皇室軽視』『皇室利用』という感覚の一端が現れた」との批判が出ている。
古本氏は産経新聞の取材に「民主党筆頭理事に聞いてほしい」と述べた。

産経新聞 6月9日(土)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120609-00000095-san-pol