【山口】 まるで戦争がきた様な下関 天皇視察 警察3000人徘徊、ヘリ空母接岸

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1九段の社で待っててねφ ★

 天皇、皇后が宇部での植樹祭に出たあと、27〜28日にかけて下関を視察したが、下関市内の
中心市街地は異様なる厳戒態勢となった。天皇が立ち寄ったのは平家滅亡の壇ノ浦合戦で敗れた
安徳帝の墓参りと、水族館の魚の視察。あとは関門海峡の景色と沿道を見ただけ。これに全国から
動員された警察官の数が3000人。下関の町は警察の町となった。岸壁には自衛艦最大のヘリ空母が
接岸、対岸の門司港にも自衛隊のミサイル艇、保安庁の巡視艇が停泊。陸海空総動員の全国統合訓練
のような観を呈した。天皇はそれほど人に恨まれていると見なしているのか、下関で米騒動のような
暴動の気配があるのか、外国軍戦斗員が上陸して戦斗状態になるというのか、まるで戦争がやってきたような
様相となった。この異様な厳戒態勢はいったいなにを意味しているのか、市民の大関心となっている。
 
 陸海空総動員訓練の観呈す

 市内の旅館・ホテルは前日から軒並み各県警派遣の警察関係者で埋め尽くされ、街にはパトカー、
白バイ、警察官が徘徊。黒いTシャツにリュックを背負った私服警官が裏道に至るまで目を光らせ、住民が
軒先に出ただけで「移動しろ」と叱りに来たり、世間話に聞き耳をたて、怪しいと見なしたらつきまとったり、
下関は警察の町となって完全制圧された格好となった。

 「昭和天皇が来たときと明らかに違う」。嵐が去って、年配者の多くがかつて春帆楼に泊まっていった
昭和天皇の訪問時との違いを話題にしている。この物物しさはなんだろうか? と口口に語られ、以前は
もっとおとなしいものだったという。2人の警護に3000人も警察がついてくるようなことはなかった。
長州の地は1人につき1500人体制もの警護をしなければ訪れることができない場所とみなされていることを
印象づけた。

>>2以降に続く

ソース   長周新聞
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/marudesensougakitayounasimonoseki.html