【社会】 韓国・李大統領「在日同胞は日本社会で多くの役割果たしてほしい。地方参政権獲得、政府としても実現へ継続努力する」

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1有明省吾 ◆BAKA1DJoEI @有明省吾ρ ★

★<李大統領>在日同胞の役割大きい…民団代表団を激励

■次世代育成など支援

【ソウル】中央本部の呉公太団長、金漢翊議長、韓在銀監察委員長ら民団代表団は23日、青瓦台に李明博大統領を訪れ、
在日同胞の諸懸案解決に協力を要望し、幅広く意見交換したのをはじめ、22日から24日にかけ国務総理室や企画財政部、
統一部、外交通商部、行政安全部、教育科学技術部、文化体育観光部などを訪問して総理、長・次官らと懇談した。
今回の要路礼訪は2月の新執行部出帆後初めてで、在外選挙人制度の改善に関する要望のほか、
次世代在日同胞の民族教育強化など懸案について理解と協力を求め、好意的で前向きな対応を受けた。

李大統領は、青瓦台での接見で代表団から在外国民選挙、在日韓国人地方参政権獲得、民族教育活性化など諸懸案について要望を聞き、
民団を中心とした在日同胞社会の発展のための政府の支援を継続強化する方針を明らかにした。

李大統領は、「韓日関係は多少問題があったとしてもお互いに譲歩して良好な関係を維持し、ともに発展することが望ましい」と強調し、
民団に対して「日本社会で多くの役割を果たしてほしい。世代交代を含めた環境の変化に迅速に対応するとともに、
韓日関係が未来志向的に発展するための懸け橋役をひき続き果してほしい」と求めた。
また長年の懸案である在日韓国人の日本地方参政権獲得については、政府としても実現へ継続努力することを明らかにした。

■「統一基金」運動に参加 呉団長表明

呉団長はあいさつで、「昨年12月の訪日時、韓国大統領としては初めて民団会館(大阪)を訪問され、
在日同胞を激励していただき感謝する」と述べ、「在日同胞が力を合わせて民団を活性化し次世代育成に全力量を注ぐ」と強調した。
また、「大統領が5月分の俸給を『統一の壺』に入れるという話を聞いた。
民団も『統一の壺』基金の趣旨に賛同し、海外同砲団体としては真っ先に、基金積み立て参加運動を行う」と表明した。(>>2-3へ続く)

(2012.5.30 民団新聞)
http://www.mindan.org/shinbun/news_view.php?page=21&category=2&newsid=15965