「裏切った民主党議員には、報いをこうむってもらう」。
東京電力労働組合の新井行夫・中央執行委員長は29日、愛知県犬山市であった中部電力労働組合の大会に
来賓として出席し、そうあいさつした。
「脱原発」をかかげる民主党政権のエネルギー政策などに、支持団体トップが不満を示した発言。中部電労組の
出席組合員約360人からは、どよめきが上がった。
新井氏は東電の福島第一原発の事故について「(東電に)不法行為はない。国の認可をきちっと受け、現場の
組合員はこれを守っていれば安全と思ってやってきた」と述べた。事故後の政権の対応を踏まえ、「支援して
くれるだろうと思って投票した方々が、必ずしも期待にこたえていない」とも語った。
ソース
http://www.asahi.com/national/update/0530/NGY201205290040.html