【社会】サル、金環日食で木から下りず 愛知県犬山市の日本モンキーセンターで

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1春デブリφ ★
★サル、金環日食で木から下りず

 サルの博物館や動物園がある愛知県犬山市の日本モンキーセンターで21日、金環
日食を観察しながらサルの反応を楽しむイベントがあった。

 イベントでは2009年の皆既日食でも反応を見せた、キツネザル科のワオキツネ
ザルに注目。
 太陽が一部欠けた午前7時ごろ、いつもは地面に下り“朝食”の草を食べる時間帯だ
が、木に上がったまま下りてこなくなった。日食が進んで太陽がリング状になると、
興奮気味に木から木へと跳び回る行動もあった。

 飼育員の佐藤百恵さん(27)は「太陽に熱量がないと感じたのか、朝にはみられな
い活動をした」と話した。同県岩倉市の小川玲子さん(40)は長女里欧さん(9)と
来園し「太陽とサル、両方を見て忙しいけれど、面白かった」と話した。

 同センターで飼育される約70種類のサルのうち、金環日食に反応したのはワオ
キツネザルだけ。09年7月22日午前にあった皆既日食では、鳴きながら寝床に
集まった。

(共同) [2012年5月21日10時36分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120521-954535.html