長野県東御市立東部中学校の佐藤享教諭(35)が、高校の女子生徒に淫らな行為をしたとして、
東御市青少年健全育成条例違反で逮捕された事件で、県教育委員会は17日、佐藤教諭を同日付で
懲戒免職にした。
また、教諭の逮捕前から、生徒に対する不適切な行為の情報を得ていたことも明らかにした。
県教委によると、佐藤教諭は、同じ生徒に中学時代から性的な内容を含むメールを繰り返して送ったほか、
高校進学後も、この生徒にわいせつな行為をしていた。
調査に対し、佐藤教諭は「生徒などの信頼を裏切り、反省しても足りないくらい」と話しているという。
県教委は、佐藤教諭の不適切な行為の情報を得た後も、通常通り勤務させていた。情報の時期について、
県教委は「逮捕からそれほど遠くないが、多くの問題が絡んでおり、把握時期は公表できない」としている。
義務教育課の笠原千俊課長は「様々な影響を考慮して勤務を続けさせた。不適切な行為がないか、できる
範囲で監督していた」と話した。
ソース
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120518-OYT1T00289.htm?from=main5