【尖閣諸島沖漁船衝突事故】起訴状が中国の船長の元に届かないため裁判打ちきり

このエントリーをはてなブックマークに追加
1ちゅら猫φ ★
巡視船に衝突 船長の裁判打ち切り
5月17日 19時32分

沖縄の尖閣諸島沖で、漁船を海上保安庁の巡視船に衝突させたとして、中国漁船の船長が
強制的に起訴された事件で、中国に帰国した船長に対し、那覇地方裁判所が送付した
起訴状が届かなかったことが確認され、裁判は一度も開かれないまま、手続きが打ち切られました。

中国漁船の※セン其雄船長(42)は、おととし9月、沖縄の尖閣諸島沖で、
漁船を海上保安庁の巡視船に故意に衝突させたなどとして、検察審査会の議決によって、
ことし3月、公務執行妨害などの罪で強制的に起訴されました。

船長は釈放され、すでに中国に帰国しているため、那覇地方裁判所は、法務省を通じて
中国側に起訴状を船長に届けるよう協力を求めていました。

起訴状は、2か月以内に本人のもとに届かなければ、その効力が失われますが、関係者によりますと、
中国側から連絡があり、起訴状が期限の16日午前0時までに届かなかったことが確認されたということです。
このため、那覇地方裁判所は、裁判を一度も開かないまま、手続きを打ち切る決定をし、
検察官役の指定弁護士に伝えました。

※セン=危の中身が「八」の下に「言」

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120517/k10015193831000.html