学校で勉強する子どもたちにとって、給食は楽しみの1つ。最近の日本では給食費の滞納が大きな問題と
なっている一方、栄養士によって工夫された豊富なメニューが提供され、日々子どもたちのお腹を満たす
努力がなされている。しかし所変わって英国では今、学校で出される給食を紹介する少女のブログが
注目を集めているそうだ。少女は、いつもお腹が満たされぬまま帰宅する現状を知ってもらいたいと、
給食の写真を掲載したブログを開始。すると、あまりに寂しい量の給食に多くの人が驚き、Twitterなどを
通じて話題を呼んでいる。
英紙デイリー・メールやサンなどによると、この少女はスコットランド地方西部にある学校に通う9歳の
マーサ・ペインちゃん。彼女の学校では、毎日2ポンド(約250円)の費用で給食が提供されているそうだが、
以前からその中身に不満を抱えていたという。そこで彼女は大人たちにお腹が満たされない現状を知ってもらおうと、
父親の助けを借りて給食の写真を掲載し、自分の評価を紹介するブログを4月30日から始めた。
ところが、いざ先生の許可を得て給食の写真を撮ろうとしたのは良いものの、まさかのカメラ故障の
アクシデントが発生。1週間ばかりうまく行かずに更新されないままだったが、結局父親にカメラを借りて
ようやく写真撮影に成功し、最初の給食紹介は5月8日付で行われた。掲載されたのは、8日当日と前の週に
出されたという2枚の写真。それらは、ワンプレートの容器にあまりに多くの隙間が見える、充分過ぎる
インパクトがある給食の写真だった。
http://image.news.livedoor.com/newsimage/a/c/ac071_249_2012-05-12-060333.jpg 特に8日の給食で出されたのは、ピザとコロッケ1つにカップケーキ、それに粒が数えられそうな程度のコーンのみで、
誰が見てもあまりに少量。ペインちゃんはコメントの中で、「ピザは問題なかった」とする一方、「コロッケは
もっと食べたかった」と不満を示している。そして、彼女にとって1番の問題はやはり量だったようで、
「私は午後も(授業に)集中しなくてはいけないのに」「(この量で)皆さんも集中できる?」と訴えた。
>>2以降に続く
ソース:
http://news.livedoor.com/article/detail/6551467/