千葉県館山市の海岸で、体長が7メートルを超すザトウクジラが、
死んだ状態で打ち上げられているのが見つかりました。
7日午前10時すぎ、館山市伊戸の海岸で、「クジラのようなものが
打ち上げられている」と市役所に連絡がありました。
担当者が現場を確認したところ、体長7メートルから8メートルほどの
ザトウクジラが、死んだ状態で波打ち際に打ち上げられていたということです。
かなり腐敗が進んでいるということで、館山市は海岸に穴を掘って
埋めることを検討しています。
館山市では、先月7日にも別の海岸に体長8メートル余りのザトウクジラが、
死んだ状態で打ち上げられています。
千葉県鴨川市の水族館、鴨川シーワールドの勝俣浩副館長は
「大きさからしてまだ若いザトウクジラだと思う。冬の間、餌を求めて
沖縄や小笠原諸島へ南下したあと、今は北上してきている時期で、
何らかの要因で死んだあと、流れ着いたのではないか」と話しています。
ソース:NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120507/t10014936761000.html