許すな!野田政権下で進む 言論統制 国民監視
【政治・経済】
2012年3月8日 掲載
「2ちゃんねる」強制捜査は“対岸の火事”じゃない
<「コンピューター監視法」で通信データ丸裸>
昨夏に成立した、いわゆる「コンピューター監視法」も恐ろしいの一語だ。反対運動に
参加していたジャーナリストの田中龍作氏が言う。
「この法律は、令状なしでネット通信履歴の差し押さえができるほか、令状があれば、
通信相手のデータまで押収できるものです。Aさんの令状を取れば、その通信相手全員の
データを押収できる。野田政権が今国会で
提出しようとしている『秘密保全法』(機密漏洩した国家公務員の罰則強化)とセットで、
内部告発もできない世の中になりかねません。こうした法律は外務省や法務省が
やりたがっていて、官僚の言いなりの野田政権は利用されている構図です。役人は、
記者クラブを通じて新聞TVをコントロールしているが、手付かずだったネットの情報も
統制しようというわけです」
ほかにも、国民を黙らせるための法案は着々と準備されている。
「野田政権が制定を目指している『新型インフル対策特措法』は、政府が緊急事態を
宣言すれば、外出自粛や集会中止を強制的に指示することができる法律です。
“現代版の治安維持法だ”と批判の声が高まっています。最たるものは、国民一人一人に
番号を付ける『マイナンバー制度』。税金や年金、病歴などの個人情報をヒモ付け、
一元管理しようというもの。国民は家畜のように管理されます」(政界関係者)
消費増税にシャカリキのドジョウを尻目に役人たちはやりたい放題だ。
http://gendai.net/articles/view/syakai/135538