島根県警松江署は18日、松江市美保関町片江、同市農林課主幹の河本智人容疑者(49)を道交法違反
(酒気帯び運転)容疑で逮捕した。
また、虚偽の供述でかばったとして、河本容疑者の知人の会社社長ら3人も犯人隠避容疑で逮捕した。
酒に絡む同市職員の不祥事は昨年3月以降5件目と後を絶たず、市は「職員に飲酒マナーを徹底したい」と
している。
発表によると、河本容疑者は3月23日午後11時55分頃、同市上東川津町の国道431号で、酒気を帯びた
状態で軽乗用車を運転した疑い。
同署によると、河本容疑者は友人らと酒を飲んだ帰りだったという。上東川津町内の路上で車を止めて車内に
いたところを署員が発見。目撃情報などから酒気帯び運転と判断した。
犯人隠避容疑で逮捕したのは、河本容疑者の知人で建設会社長の三上和弘(59)(松江市雑賀町)と、
従業員の若槻昌孝(59)(同松尾町)、飲食店経営の村松真理(39)(同雑賀町)の3容疑者。
三上、村松の両容疑者は3月27日、若槻容疑者は今月9日、それぞれ調べに対し、軽乗用車は三上容疑者が
運転し、上東川津町付近まで河本容疑者を送ったなどと、うその供述をした疑い。
同署によると、河本容疑者は「酒を飲んだが、運転はしていない」と否認している。一方、三上、村松両容疑者は
容疑を認め、若槻容疑者も「三上容疑者から口裏を合わせてくれと言われた」と話しているという。
ソース
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120419-OYT1T00220.htm