石川県内の百貨店などで早くもクールビズ商戦が始まった。
原発停止が長引き、夏場の電力不足が懸念される中、今年も節電対策が広がるとみて、
香林坊大和とめいてつ・エムザは昨年より1カ月前倒しで売り場を展開している。
香林坊大和は売り場を昨年の2倍に広げ、
「きちんと着る」「すっきり(スマートに)着る」「より涼しく着る」と、用途別の3タイプで提案。
特に、官公庁や金融機関関係者に人気の「きちんと系」は在庫を多めに用意した。
めいてつ・エムザでは、吸水性や速乾性など機能性が向上したシャツや、
休日でも使えるデザインのジャケットなどを扱う。
「昨年の商戦では特にシャツ類の売り上げが良かった」(販売促進部)
こともあり、早めの展開で囲い込みを図る。
石川県内で「アル・プラザ」を5店運営する平和堂(滋賀県彦根市)は、
商戦のメーンとなるシャツ類を例年より約1週間早い今月下旬から紹介する。
北陸の経済ニュース 【4月11日02時50分更新】
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