【国際】パキスタン軍C130輸送機がギルギット空港へ向う　日本人救出のため

◆流れ
パキスタン北部の観光地ギルギットで、イスラム教の宗派対立のため
治安が急速に悪化し、３日に外出禁止令が出た。
陸路での移動は危険な上、空港も事実上、閉鎖され、
在パキスタン日本大使館がパキスタン政府に日本人を軍用機で避難させるよう要請。
宿泊していたホテルでは銃声も頻繁に耳にしたという。
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パキスタン政府は６日、軍の運用上、救出活動は早くても週明けになるとのこと。
しかし日本大使館は、観光客の中には高齢者が大勢いることなどから、
パキスタン政府に軍の輸送機を派遣して救出を急ぐよう度重ねる要求。
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現地の旅行会社の代表は、ＮＨＫの電話取材に対し
「５日も足止めされている人がいる。
政府に働きかけているが、なぜ軍が動かないのか分からない」と述べて、
いらだちをあらわにしました。
救出のめどが立たない状況に現地では、不安が募り始めています。
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パキスタン北部で、治安が悪化したために足止めされていた日本人観光客77人の一部が、9日午後、成田空港に帰国した。
日本政府の要請を受けたパキスタン政府が8日、現地に軍の輸送機を派遣して、77人全員をイスラマバード近郊の空軍基地に移送し、9日、その一部が帰国したもの。
残りの観光客は、イスラマバードを観光したあと、帰国するという。
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