★イランの「核平和利用」容認=欧米と一線−BRICS首脳
【ニューデリー時事】ブラジルやロシア、中国など新興5カ国(BRICS)は29日、
インドの首都ニューデリーで首脳会議を開き、イランの核開発について
「国際的義務を順守した形での核エネルギーの平和利用の権利を認める」との考えで一致した。
核兵器の開発疑惑を理由に対イラン制裁を科す欧米諸国とは一線を画した形だ。
BRICS首脳はデリー宣言として発表した声明で、
「イラン情勢が悪化し紛争になれば壊滅的結果を招く」と警告。
イラン核問題を取り巻く現状に懸念を表明した上で、
「政治、外交的手段のほか、国際原子力機関(IAEA)とイラン間など、
関係者同士の対話による解決を支持する」とした。(2012/03/29-20:33)
時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012032901024