【政治】「防衛大臣でなく(答弁資料の)棒読み大臣だ」…田中防衛相、参院予算委でまた集中砲火を浴びる

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 外交・安全保障がテーマとなった26日の参院予算委員会で、専守防衛の解釈などをめぐり、
田中直紀防衛相が野党から「防衛大臣でなく、(答弁資料の)棒読み大臣だ」などと集中砲火を浴びた。

 2列ある閣僚席の後方に座って、背後に控える秘書官らから答弁の助言を受けていた田中氏に対し、
自民党の佐藤正久氏は「なぜ役人に寄り添っているのか」と挑発。石井一委員長の指示で秘書官から
離れた前方の席に移ってからは、答弁に窮する場面が目立ち、そのたびに審議が中断した。

 一方、野党委員に先立ち質問に立った民主党の川上義博氏は「答弁能力と有事の指揮能力は全く
別だ」と擁護。川上氏から「細かいことまで聞かれてかわいそうだという世間の声がある」と
励まされた田中氏は、「粉骨砕身、業務に専念したい」と誓っていた。

ソース:http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012032600625